いよいよやってきた、実連全日本。団体9連覇を必須として、この一年やってきた。さらに、今回は第20回記念大会。自分が入社した10年前の第10回記念大会は、それまでの連覇を資生堂に阻まれ
負けた。今回は負けるわけにはいかない。
今回の我がチームの編成は、監督さかぐち-2、個人6連覇を狙うエースあんくん-10、吹けばヤッパリ早い新米パパまつざわ-3、いぶし銀ふるかわ-12、交代勤務で平日練習していた(はずの)あかぎ-5、そして今年こそ実連チャンプをの思いを胸に挑んだ自分-45、さらに強風時の必勝力強化として動員したリーサルウェポンみのぐち。最近伸びていた
だいちゃん が出られないのは、残念だが、吹けば吹くほど負けないメンバー構成だ。
 開会式:雨で寒くて。。。 初日、コンディションはチームに味方した。予報は、雨混じりながら、北風やや強く。会場である長者の北風は、難しいイメージがつきまとうが、吹けばその影響は小さくなる。いつもの通り、陸からは決して吹いているように見えない海上も、ほぼ予定通りの時間で出艇すると吹いてる吹いてる。完全なプレーニングコンディションだ。去年の初日と同等以上に吹いている。ここは、「吹けば左」というより、左から来る風じゃないと、ここまで吹き上がらない、といったほうが正解か。9月あたまのIMCO関東でもその法則はほぼ当たっていた。
1R スタートライン、真っ先にアウター、下スタート狙いの行動を起こしたのは
マツざわ。自分や、あんくん、他の多くの艇もしばらく本部付近で様子を見た後、風が上がっていく気配と共に、下スタートへ。下から、マツ・あん・このコンディションでは要注意の
ふじたケータロ、そして自分。スタート後はがんがん入るヘダーで、後続艇は一気に置き去り、4人の戦いとなった。
下を快調に飛ばす
マツざわ、追いかける あんざい、少し高さで離れて
ケータロ、距離で離れて自分。最初に仕掛けたのは、マツ。あわせて、あん、自分、ケータロは左奥へ。このポートは、あんくん快調で、マツを上突破し、その位置関係を嫌ったまつがスタボーへ。それより右に延ばしてあん・自分がスタボー。 この場所が、この海面の
通常のスタートラインの高さ。やっと上マークを確認できた。この頃から、ブローがきつくなる。自分はふと気を抜いた瞬間にボードがめくりあがり、痛恨の沈。前3人に水をあけられた。
やっと到着した1上は、マツざわ-ケータロ-あん-じぶん、だったかな?後続は見えない。完全に4人の争いだ。離れた3人を角度を落として、フリーで差を縮めるという、普段の展開ではない走りが出来て、下までにまた勝負の出来る距離に。
下回航後のポートはあんくん・ケータロが確か早めに返し、マツと二人長めにポートを延ばすがこのポートがまた調子いい。と言うか、マツのポートが調子悪いのだろう。なんとこのコンディションで、マツを上突破。嫌ったまつは予定外のところでタックし、左へ。これでトップから脱落。自分は奥で返し、左から帰ってきた
あんくんに合わせてもう一度右へ。ケータロさんは、自分たちとはあまり関わらない走りで快調に飛ばし、トップに躍り出てる。 2上が近づくと、ブローはさらにきつくなり、前を走る
あんくんが沈。らっきー、と思ったものの、自分もスタボーのアプローチライン、マーク手前20mほどで蝿叩きをくらい、沈。リカバーがうまくいって、2上はケータロ・自分・あん・マツ。
 トップフィニッシュ&2位争い フリーは離れてしまった
ケータロさんは諦めて、あんくんを押さえにかかる。最後のレグまで勝負は続き、なんとか押さえて、1上の結果かるすると、非常に価値ある2Pをゲット。クローズ・フリー共に艇速がいい気がする。
2R スタートは、1レース目と同じの下寄り。今度は上らせてくる
ケータロさんの上を避けて、マツの上側で下3、しかし、今回もスタート後は
マツの後ろを追いかける形。でも、角度もそこそこ取れているので、我慢してついていく。マツのタックにあわせて下受けしてタック。上突破されたが、なんと、上マークがライン上に見える。まだまだ遥か上側だと思っていたのに、上の位置を落としたか?左に突っ込んだ、あん・ケータロはこれで最初のスタートからのアドバンテージをなくし、1上ピンはマツ、続いて
あん・自分。1下まではそのままだったかな?
 スタートシークエンス マツは若干離れ、2上までもあんくんとマッチレース。2上はどっちが前だか忘れたけど、最後のフリーまでバトルは続いて、フィニッシュもほんと、鼻差で競り勝った。これは大きい!2-2の自分と、3-3のあんくんというポイント差もさる事ながら、まともに走りあって競り勝った事に。ポイントでは、マツが4-1、ケータロさんが1-4、もし
あんくんに競り負けてたら、4人が5Pで並ぶ、大接戦。こりゃー、すごいレースになってきたぞ。自分がその中にいることは楽しくもあり、プレッシャーでもあり。
興奮気味の中、一旦帰着。が、これが、まじでやばかった。フィニッシュから岸に向かってポートを延ばしていると、どんどんブローがきつくなってくる。上はいつの間にか一面真っ白に。。。蝿叩きをくらい、セイルアップで格闘し、やっとの思いで帰着した頃には、寒くて体がちがち。急いで着替えて、次に備えて体を温める。 風は落ち着いてきていたようだが、相当流されている艇もいるようで、全員の無事が確認できたのは1時間以上たった13:30頃か?風はあるからレースはやりたい、が、雨も降り続け、視界も悪く、なにより寒くて、正直あまりテンションあがらない。思いは運営も同じだったようで、結局この日はこの2レースでおしまい。残念な気もするが、実連のレースだし、自分も暫定トップだし、文句は言うまい。
2日目の朝はまだ若干雨の残る、どんよりムード。しかし、風はなんとか残っていそうだ。出艇前、本部に,u椏った風速情報は、「昨日より吹いてる」とのこと。あわてて、バテンを秋田カーボンバテンに入れ替え、万全を期すと、あんくんはイムコセイルで強風勝負にかけてきた。一番出艇すると、確かにブローはきつい。この風なら、昨日の通り走っていれば、大穴は明けないだろう。
3R スタートは下から。なかなかいいスタートで快調にスタボーを延ばす、が、だーいぶ走ってからゼネリコ旗を掲げたアウター艇が追っかけてきた。やり直しのスタートの頃にはすっかり風が落ち、こうなると、右海面もケアしないといけなくなる。
 富士山も選手権を見学 スタート後のスタボーがあまりに走り続け、下の
たきお、ふぃじーらが快調に飛ばしていく。振り返ると、苦しいスタートになった
あんくんが右に向かい、はるか下に見える。自分も右のケアは気になっていたものの、あまりに上るスタボーにポートに返すきっかけを失い、ひたすら左へ。ちょっとの振れで右に帰し、徐々に右に寄っていくと、風の落ちるのと同時に、ものすごいヘダー。 すると、右から赤いイムコセイルが。「やっぱりお前が来たか!」とおもわず叫んだ、あんくんの絶妙なコース取り。一上ピンを確信していたフィジーら、左突っ込み組みはマーク手前で翻弄され、1上は
あんくん、さらに右からきた市川、ケータロ。 風が落ちたとたんに、まわりの面子が変わってきた。マツはどっかへ行ってしまった。フリーで
ケータロさんはどっか行ってしまったように見えたが、下マークには右海面から帰ってきて、1下ピン。
2上は覚えていないが、市川・ふぃじーらがうまく右海面を使って、2上を走ってきて、ケータロさんと、いちかわ・ふぃじー・あん・自分の争い。2下はケータロ・いちかわ・じぶん・あんの順となり、ケータロさん1-4-1で優勝候補筆頭か!逆転された!と思いきや、妙に下に下ってる。ん?フィニッシュ間違えてる?!だいぶ距離を離されていたのに、このおかげで楽々逆転。 いちかわ-じぶん-あん-ふぃじ-ケータロの順でフィニッシュし、3つ目の2位で6Pケータロさんはこれで10P。初日11-10のいちかわ、DNF-8のふぃじー、このレースを13とたたいたマツは、今のところマークの対象外だから、やっぱりあんくん9Pか!
 Nさんvs絹さん 4R 風はさらに落ち、今度はスタートは上狙い。1上まではあまり覚えていないが、先ほどのレースと違うのは、ケータロさんの変わりにNちゃんが来たこと。微風を得意とする、集団の争いとなったが、フリーで抜きん出たのは、あんくんと自分。ワンツーで1下回航し、完全に右に振れた2上までをセーフティーに走る、つもりだったのに、上に近づくほど風落ち、翻弄してくれ、下からNちゃん、上から
いちかわに抜かれて2上は4番。
 スタートシークエンス Nちゃんを抑えて右海面を延ばすあんくん、スタボーをそのまま延ばし左海面を走る
いちかわ。自分は即ジャイブポートから、途中で
いちかわに合わせに行き、内側でジャイブ。このコース取りが抜群で、2下はトップで回航。自分-いちかわ-あん-Nちゃん。
これを決めれば、優勝確実!と気持ちは
はやるが、風はない。おまけに、マーク回航後に周回遅れの艇の下に入り込んでしまい、後ろの
いちかわとの高さの差が出来た。「まあ、どうせ最後はヘダーでしょ」と、途中から上を意識せず、前へ前へと雄たけび上げながらパンプするも、この風ではもともと後ろの面子には分が悪い。あんくんは、途中スタボーを入れた、というほどヘダーは入っていたのだから、自分の走りはそんなに間違っていなかったはず。 しかし、天はまだ優勝者を決めたくないのか、フィニッシュ前20mくらいで無常の上振れ。おまけにその風は自分の高さにまでは届いてこない。。いちかわ・Nちゃん・あんくん・じぶんとなんと、4位まで転落。。。ワンカットで6Pは変わらずとも、第4レース前と変わらぬ、息苦しい状況になった。
 フィニッシュシーン 風は落ちてきており、予報どおり南に回るか。。帰着して、休憩中にどんどん風は落ち、天気もよくなり、ほのぼの雰囲気。5R あまりのほのぼのムードに、周りには「もうやらないんじゃない?」の冷やかしが。それならそれで、いいけどね〜。と思った瞬間、Z旗。よっしゃ、やってやろうじゃないの。最後の勝負だ!あんくん。またまた一番出艇。風はまだ北から吹いてきている。お?いけるか?と思ったのもつかの間、シークエンス中に風は落ち、さらに右にどんどん回ってきている!「やばいんじゃないの〜」と運営煽ると、ひかるさんも、「やばいな、これ」と。
無理に変な風でやってはほしくなかったが、集中しなおし、上目からスタート。あんくんのいっこ下からで、最初の競り合い勝負に負けて、逃げのタックで右へ。ふぃじー、いちかわらも右目。南東からのブロー(といっても、1mほど)が入り始めており、右狙いは決して悪くないはず。しかし、あんくんもスタボーを執拗にのぼらせ、いい位置をキープしてる。 超微風の中での微妙な振れに、艇団が翻弄,u桙ウれる中、フィジーがいい位置をキープ、自分も後ろを追いかけ上マークへ。あんくんが左から帰ってきて、1上はあんくんか、ふぃじーか。。
自分は、このレース、あんくんと2P差以内ならOKなので、無理をせず、3位をキープするよう、止まらないような葉尻を心がけて、、でも、止まってしまうような風に、マーク船でN旗掲揚!!次は?やるの?やらないの?「浜に帰ってください」のコールを聞いて、やっと「優勝」を確信。ついに、ついに、勝った。念願の実連チャンプ。
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